堂内を暗くしているので、本堂や仏様の細部を見ていただく
ことがなかなかできませんが、見えないなかにも貴重なものが
いくつもあります。その一つに・・
本堂内、阿弥陀如来様の蓮台があります。
平安時代のものが失われることなくそのまま使われていて(これは珍しいことなのです)
作りもかなり凝っています。
十二方六段魚鱗葺連弁七重蓮華座(じゅうにほうろくだんぎょりんぶきれんべんななじゅうれんげざ)
という長い言葉が、この蓮台の特徴を表す正式な呼び名のようです。