長壽寺だより

長寿寺の多宝塔
2017.11.23

長寿寺の参道脇には、「聖武さん」と呼ばれる多宝塔が

あります。長寿寺を建立した聖武天皇の菩提を弔うため

鎌倉時代に建てられました。

長い歴史のなかで相輪が失わてしまいまいたがそれでも高さ

3.6m、石造の大きな多宝塔で、県内では2基、全国でも10基程度

しか現存しない大変貴重なものです。

毎年、8月11日には、この多宝塔の前で聖武天皇の

施餓鬼会を行っています。

ちなみに長寿寺の境内でありながら、「聖武さん」の

周辺だけ国有地となっています。聖武天皇にゆかりの地

だからでしょうか・・?