長寿寺の参道脇には、「聖武さん」と呼ばれる多宝塔が
あります。長寿寺を建立した聖武天皇の菩提を弔うため
鎌倉時代に建てられました。
長い歴史のなかで相輪が失わてしまいまいたがそれでも高さ
3.6m、石造の大きな多宝塔で、県内では2基、全国でも10基程度
しか現存しない大変貴重なものです。
毎年、8月11日には、この多宝塔の前で聖武天皇の
施餓鬼会を行っています。
ちなみに長寿寺の境内でありながら、「聖武さん」の
周辺だけ国有地となっています。聖武天皇にゆかりの地
だからでしょうか・・?