鬼走りでは、子どもが鬼の役をします。
鬼には、赤鬼・青鬼・茶鬼の三種類があるのですが、
それぞれ、「貪(とん)」「瞋(じん)」「痴(ち)」を意味するといわれています。
「貪」は我々の欲望、欲深く際限なく欲しがる心。
「瞋」は我々の自己中心的な心、怒りや他者に対する妬みの心。
「痴」は我々の真実を知らない愚かさ、偽りを真実と思いこむ愚かさを指します。
これらを自覚し、追い払うこともこの法要の目的の一つです。
(写真は鬼役をする3人に子ども。奥から赤鬼、青鬼、茶鬼を担当します。)